今朝の4時半までかかってやっと税務申告の計算を終えた。お昼に起きて印刷。国税庁のホームページに提出書類の入力フォームがあるので、それに数字を入れてクリックすれば、そのまま提出できる形でプリントが上がってくる。今日は金曜日、税務署は混みあうに違いないので、持って行くのは来週にする。やれやれ、一安心である。
雷鳥社の鬼の編集者から電話。「デジタル写真の学校」の三刷が決まったとのこと。初版がものの半月ばかりで売り切れ、すぐに二刷を出してあったのだが、ポチポチとさばけてとうとう品切れになったというわけである。出版してすでに半年経つのでそろそろ絶版にしても良さそうなものだが、出版社としてはまだ売れると踏んでいるらしい。ボクとしても、いまだに欲しいという人がときどき現れるので、なくなったら困るなと思っていたところだった。最初の頃の飛ぶような売れ行きは期待できないだろうけど、探せばどこかで見つかるという状態であってくれればありがたい話である。
鬼嫁が近所の友だちんちの庭から水仙を切ってきた。それをお魔女製の花瓶に生けておいたら、家中がむせ返るぐらいに薫る。食卓に置くとメシのときに気分が悪くなるぐらいだ。隣の部屋の窓辺に置いてちょうどいいぐらい。この時期、日本水仙はあちこちで花をつけているが、外ではあまり香らないので、こんなに強い香りがするものだとは思わなかった。
水仙といえば、自己陶酔の激しい人を指すナルシストの語源になったことで知られるが、そのナルシサスではなく、こちらはダフォディルである。ラッパスイセンというのが正式名だが、今では日本水仙と呼ばれてごくポピュラーな花になっている。こないだ餘部鉄橋撮影会の帰りに立ち寄った越前岬の水仙も、生花として出荷する園芸品種はこれだった。寒い時期に花をつけるので、正月の飾り花としてけっこう人気が高いのだそうだ。
ところで、ナルシストの語源になったという逸話はギリシャ神話に出てくる。水に映る自分の姿に陶酔しすぎた少年が水仙に姿を変えるという他愛のない話である。しかし、どうもその話がナルシストの語源じゃないという説も有力らしい。ギリシャ語で麻酔のことをナルケーというが、それが大もとだというのである。家中にこもる香りにくらくらしていると、こちらの語源説を信じたくなってしまう。
写真はその水仙である。窓辺だけど外は曇りがち、直射日光が当たる環境じゃないので写真撮影には持って来いである。逆光で露出補正をプラスにし背景を飛ばす。ホワイトバランスはオート。白い花を写すときはそれが万能である。
ところで、日本水仙の群落地は各地にある。有名どころでは伊豆の爪木崎、福井の越前海岸などがあるが、ボクがここが一番!と思っているのは淡路島の黒岩水仙郷だ。500万本は伊達じゃないというのが実感できる。関東近辺なら茨城のひたち海浜公園、自生じゃないけどいろんな種類が楽しめる。 |
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撮影データ |
カメラ
OLYMPUS
Camedia C8080 WZ |
撮影日 |
06/02/25 14:59 |
ISO感度 |
100 |
絞り |
F3.2 |
シャッター |
1/10 |
露出補正値 |
+1/3 |
WB |
オート |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
23.4mm
(92mm) |
その他 |
手持ち撮影 |
レタッチソフト |
ちびスナ |
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