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「氷の国の一人旅」と「天才キット世界を撮る」を配信し終わった木曜日が、週のうちで一番のんびりできる日だ。今日は9時ごろまでゆっくりと寝て、昼から古河総合公園に古代蓮(大賀ハス)を撮りに行った。埼玉では行田にある古代蓮の里が有名だが、茨城のこの公園の蓮も見事だ。この季節になると、ほとんど毎年のように撮影に行くのだが、何枚撮っても飽きが来ない。背の高い大ぶりの花なのだが、薄いピンクの色合いが優しく可憐で、深緑の葉の色との対照が気に入っている。
この公園はかなりの面積があり、池や林を巡る散歩道もとても風情がある。日曜日でも人が少ないのがなおいい。隅っこのほうに江戸時代の農家を移築したものが2棟建っている。県の指定文化財になっているのだが、見学は無料。その前に広い茶畑があるので、そこから1枚撮った。茶畑の緑色を強調するために、約1段マイナスに補正した。
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【撮影地情報】この公園は、3月下旬から4月にかけては桃、6月は花菖蒲、古代蓮は7月上旬から下旬頃まで次々に開花する。蓮池は正面駐車場から歩いて10分ほどのところにある。蓮の開花は朝。午後になると、閉じてしまう花が多くなるので、できれば午前中に撮影したい。池の周囲の遊歩道は、雨が降るとぬかるむので、長靴があるといい。広い遊歩道ではないので、三脚を立てて撮影する場合は、他の人たちの邪魔にならないように気をつけよう。すぐ目の前に咲く花もあるので、接写もできる。遠くの花をアップで写したい場合は200ミリ程度の望遠レンズが必要。蓮の花は雨に濡れた姿も風情があるので、雨天でも勇気をもってでかけたい。
場所は国道354号沿いなのですぐ分かる。JR古賀駅からバスも頻繁に出ている。車なら、ここを撮影後、ちょっと足を伸ばして渡良瀬遊水地に寄るといい(20分前後)。葦原の風景がなかなか見事だ。
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