Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100
ピンクの小粒 2003/09/26 FRI
 新聞に週1回折り込まれてくる地域コミュニティ版に赤い色の蕎麦の花が咲いているという記事があったので、栗橋町まででかけてみた。新興住宅地の中の畑を見つけるのにずいぶん手間取ったし、実際に植わっていた蕎麦も拍子抜けするほど貧弱なものだったが、確かに白い花ではなくピンクである。周辺にはあちこちに(普通の)蕎麦畑があって、どこも今が開花時、けっこういい雰囲気の写真が撮れる。しかし、この赤い蕎麦は背丈が低く、畑自体もさほど広いものではない。しかも、周囲の景色はどっかよその国から借りてきたというような建売住宅の列だ。まったくバカバカしくなってしまった。
 しかし、せっかく来たのに1枚も撮らないではもったいないし、本日のノルマも果たさなければならない。それで撮ったのが今日の1枚。パソコンで画像を見てみると、おっ、なかなか可愛い花じゃないか。ゴミみたいな花なので肉眼ではそうは見えなかったが、こうして拡大された画像だと捨てたもんじゃない。今日はなんか儲けたな。
 


使えるワザボクのカメディアのマクロモードはレンズ先端から2センチの距離まで被写体に寄れる。そのぎりぎりの画像である。ここまで寄ると、写された画像は一種の拡大画像になるから、写真だけではその実際の大きさが分からない。
 何か比較になるものを写し込めればいいが、被写界深度はほんの数ミリしかないので、それも難しい。この写真では、カメラを真上から構えて、葉っぱが写るようにした。絞りも4.0まで絞って、多少なりとも葉の形が分かるように考えたつもりだ。しかし、それでも、これが蕎麦という植物であることが分かって初めて比較対象になるので、なんの花か分からないでは葉の大きさも想像できない。あんまり役立たない、ということだな。
撮影データ
カメラ Camedia C-4100
撮影日 2003/09/26
ISO感度 100
絞り値 F4.0
シャッター 1/250
露出補正値 -0.7
WB オート
その他 シャッター優先AE
コントラスト+3
彩度+1
スーパーマクロモード
バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。
毎日、多数のメールが寄せられるので、直接のご返事は原則としてご勘弁いただいています。数日遅れになることもありますが、下のコラムに掲載してご返事とさせていただきます。ただし、実名は掲載いたしません。ご了承ください。
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読者からのメールや質問やヤジ

伊良湖のじいちゃんから
 ターゲットの菜の花畑の前にも民宿がありますが、高級ホテルから、学生が合宿する民宿までいろいろあります。でも大型のディスプレイがあるところを探します。

返信
 いやはや、いつの間にかじいちゃんが2月の中京地区撮影会の幹事役になっちゃった。申し訳ないやらありがたいやら、どうぞよろしくお願いします。お陰さまで、来年の話なのに、もう4人も申込みが来てます。

ヨシカエルさんから
 Kitせんせ初めまして、私お隣東川口に住む吉還留(ヨシカエル) と称します日本男子(本籍は九州えびの市)です。 定年組でして毎夜もすがらお散歩デジカメに浸りきっております。車中で貴殿を大分ご高齢とお見受けしましたが、お歳の割りにはだいぶ無茶組のご様子、努めてご自愛の程を。
 質問ですが、topの新切り番はまだ決まらないのでしょうか。現在既に38600〜台にきていますが何かルールがあるのでしょうか。宜しくお願いいたします。


返信
 えーっ、どっか電車の中ででも目撃されたのかな。まさか、あの娘と一緒のところじゃないだろうな・・・なんてことはないか。しかし、大分高齢に見えたというのはちょっとショックだな。けど、本人は若いつもりでも、同年輩のおっさんたちを見ると、自分も実はおんなじなんだよね。
 TOPページの切り番は踏み逃げされたままで、まだ犯人は自首してきていません。次回の切り番は「43210」となります。通常ペースだと10月20日前後かな。


きぬさんから
 初めまして。パソコンも初心者ですが楽しく拝見させていただいております。
 ビギナーズラックか、秋分の日の15時3分ほどにメコンの八並びを踏みました。掲示板には入れず、もう一カ所の見たことない形式のメイル欄には報告しましたが、送信済みにはならないので改めてご連絡いたしました。重なってたらごめんなさい。

返信
 「ご意見・ご質問」のメールフォームからも届いてましたよ。切り番達成おめでとうございます。お好きな写真をお選びください。

すえおくんから
 毎日わくわくしながらメールを拝見しています。
 お訊ねします。今日の瓢箪の写真を拝見して疑問を感じました。空を画面に入れるとき露出を+補正すると教えられましたが、−になっています。その理由を教えて下さい。

返信
 空に抜く構図のときにプラス補正をするのは、空が白いときの話です。順光の青空はかなり標準グレーに近い反射率なので、その場合は原則的に補正なしでいいのです。

 ですが、あの写真の場合は、青空の「青」を描写したいという意図があったので、あえてマイナスに補正してあります。補正なしでは空の色が水色になってしまうからです。デジカメはフィルムカメラより明るめの画像を作るように設計されているものが多い(ボクのカメディアもそうです)ので、ボクは通常設定を-0.3にしています。あの写真で-0.7にしたというのは、通常設定から-0.3だけマイナス補正したということになります。

 また、あのときはまだ朝が早い時間だったので、瓢箪にはかなり低い位置からの斜光が当たっています。ですから、あの程度のマイナス補正では、瓢箪が黒く潰れてしまう危惧はまったくなかったのです。写真の左上に瓢箪の葉が写っていて、その部分は日陰なのでほぼ真っ黒に潰れていますね。もし、あの葉の部分をちゃんと写すのであれば、多分+0.7ぐらいの補正が必要でしょう。でも、それだと瓢箪はかなり白っぽくなってしまうだろうし、羊雲は真っ白く飛んでしまうでしょう。つまり、露出補正というのは、何をどのように写したいかでいくらでも選択肢があるということです。

日の丸さんから
 是非参加させていただきます。皆様にお会いするのが・・・怖いかも。今回の幹事さん大変でしょうが頑張ってください。特に先生は、気まま・我がまま・贅沢と3拍子そろっていると思われますので・・・・では。

返信
 まあ、なんと律儀に・・・。日の丸さんは今回の撮影会の幹事さんなんだから、参加するのは分かってますってば。あんたが大変なのも分かってますよ。ボクが気まま、我がまま、贅沢なのも・・・ん!違うだろ!
投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー
えみちゃんの投稿写真
 こんにちは、いつも楽しみに拝見しております。
 写真、勉強させて頂いております。遊び心のある文章が好きですね。
 たびたび鬼嫁のお話が出ますでしょう。この表現<鬼嫁>良いですね。愛されていらっしゃるからこそ、照れ隠しにオモシロク、楽しくの表現ですね。如何ですか、一年の締めくくりの時に鬼嫁のアップ写真は。

 「ダイバー」の写真を拝見して始めてメールを。宜しくお願いいたします。
 わたくしも8/23〜8/31までメキシコのコスメル島<カリブ海>でダイビングしてきました。カメラはオリンパス750、10倍ズームです。カリブ海は自然保護が厳しくて岩などのタッチ、砂地に着地はダメ、という条件のなかでの撮影でした。魚の名前はブルーストライプトグラントです。講評お願いいたします。


講評
 うーん、参ったな。ボクは潜りをやらないし、水中写真をまともに撮った経験もないし、そもそも水中写真なるものにもほとんど関心がないので、技術的なことは講評いたしかねます。「まあ、おいしそう!」ぐらいしか言えません。ダイバーを撮るのと自分が潜るのでは、ヌードモデルを撮るのと自分が脱ぐのぐらいの違いがありますから。もっとも、ヌードモデルも苦手ですがね。
 構図ぐらいしか言うことはないけど、この写真じゃけなしようがないよ。どうも、お役に立てなくて申し訳ない。

 鬼嫁の写真なんぞ出した日にゃ、読者のほぼ8割はその場で絶句、2割は即座に購読を解除、中にはボクを傷害罪で訴えるという人や、モニターが壊れたと勘違いする人がいるかもしれませんから、そんな無謀な真似は決してしません。公序良俗を乱すのは良くないことです。社会を敵に回すなんてそんな大それたことを・・・。どうも、お役に立てなくて・・・。

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撮影会のお知らせ
10月18、19日(土・日)の撮影会は初の東北シリーズです。
やっと詳細が決まりました。

車の手配や宿の予約の関係があるので
今月一杯で申込みを締め切ります。

現在、関東からの参加申込み4名、東北から2名です。
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