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穏やかな海 |
2004/01/25 SUN |
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「お散歩」の配信を終え午前３時に就寝、２時間眠った。５時起床、５時半に伊豆撮影会の集合場所である渋谷に出発。集合時間は８時なのだが、事前にバスの運転手さんとルートの打合せをやっておかなくてはならないので、やや早めの起動となったわけ。
参加者は20人になった。高速から見える富士山は雲一つなく、わざわざ富士山を撮るために塩竃からやってきた日の丸ちゃんにも喜んでもらえるかなと思っていたのだが、お昼前から雲がかかり始め、午後にはすっかり雲に隠れてしまった。風のない穏やかなお天気だったのが禍したのだ。暖かな日はこういうことが多い。
ルートは柿田川湧水、西浦港、修善寺梅園に変更。風が強い、寒い日であれば、富士山が見える絶好のポイントをいくつも用意してあったのに、残念だった。でも、撮影会自体はとても楽しく、最後の渋谷での反省会もえらく盛り上がった。帰宅12時、さすがに眠い。風呂に入ったらもうダメだった。２時には寝てしまった。 |
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【使えるワザ】
結局、富士山を撮影できたのはここ１ヶ所だけ。かろうじて山頂が見えているが、この10分後には隠れてしまったので、唯一のチャンスだったわけだ。
順光の強い陽射しが照りつけているので、ヨットやブイ、富士山の雪などが飛んでしまわないように気をつけないといけない。露出補正を-1までかけている。ここまでアンダーにすると、風が強く空気が澄んでいる場合は当然もっと暗い画面になる。幸い、風がない穏やかな日だったので、空気中の水蒸気が光を拡散させて、いわゆる「霞んだ」状態になっている。そのお陰で全体が間接照明されたような明るさになっているわけ。
ポイントは二つ。１つは、富士山に気を取られすぎると、焦点がボケてしまう。主題は「穏やかな港の風景」なので、富士山を部品の一つにしてしまう必要がある。手前のボート、海面に写っているマストやブイの影、こういった脇役が大切な役割を果たす。
もう一つは富士山にかかっている雲の取り扱い。穏やかさを描写するのに絶好の部品なので、単に空の一部だと思って軽く扱うと雰囲気がそがれる。スライダーで画面を動かして、雲の部分を画面から隠した状態でこの写真を見ていただくと、雰囲気が大きく変わることがお分かりいただけると思う。 |
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| 撮影データ |
| カメラ |
Camedia C4100 |
| 撮影日 |
2004/1/25
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| ISO感度 |
100
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| 絞り値 |
F5.6
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| シャッター |
1/400 |
| 露出補正値 |
-1.0 |
| ＷＢ |
オート
R(-),B(+) |
| その他 |
絞り優先ＡＥ
コントラスト+1
彩度+3 |
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バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。 |
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▼hanaちゃんから▼
雲も背景になるんですねぇ。ロウバイの乾いた感じと地味な感じが青空バックでも十分出ていてビックリ。長女のインフルエンザが治ったら早速ＰＬフィルターつけてロウバイ挑戦に行ってきます！！師匠が４、５枚押さえておく・・・だったら私は何枚おさえたら当たるのかしら。数打っても打ち方悪いからなぁ、当たるといいのだけどね。
西伊豆 お天気を祈ってます。それにしても行きたかったなぁ。富士山もさることながらバスの中でみんなと一緒に盛り上がりたかったな。遠足前に風邪を引いて行かれない子供の気持ちがよく分かるわ。いってらっしゃ〜〜〜い！写真楽しみにしています。 |
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▼返信▼
お目当ての富士山はほとんど空振りだったけど、とても暖かい１日だったので、梅園での撮影も快適でしたよ。お昼ご飯も美味かったし、密造酒さんが「出羽桜」と「一の蔵」、それに大量のお煎餅を差し入れてくださったので、バスの中も盛り上がりました。バスの中のテレビを使ってやる講評会も予想外にうまくいきましたよ。 |
▼撮影会参加の皆さんから「無事帰宅」の報告をいただいています。撮影会の雰囲気の一端でも感じていただければと・・・長くなりますが再録させていただきます。今日は第一部です。▼
●すみれちゃんから
すみれ＠現着（現場到着）デス(笑)。
つい1時間ほど前、無事帰宅いたしましたぁーー。いやぁー、撮影会楽しかったですぅぅぅ。。
で、つい三島でバス降りた後も浮かれ気分でいたら、間違えて東京方面のこだまに乗ってしまい、小田原で気づく始末！(笑)熱海で気付けよ、ってカンジですね(笑)。で、余計に1時間くらいかかってしまった・・(^^;;)。
というわけで、皆さんどうもありがとうございましたぁぁぁ。もう、沼津でバスに乗ったときのあの出迎え！！一瞬、思いっきり固まってしまいました（笑）。あれ、初めての人の出迎え行事の定番にします？（爆）ある意味、伊良湖が楽しみかも（謎爆）。
富士山はちょっとしか上まで見えなかったけれど、ホント皆さんと会えてとっても楽しかったですぅぅぅぅ。がっ・・・・正直に白状しますと、男性陣のお名前が・・・半分くらい覚えられなかったですぅm(_ _)m。なかなか人の名前と顔が結びつかなくって・・(^^;;
ワタシ自身はロクな写真撮れなかったけど、みなさんとお話してるほうが楽しいですね(笑)・・というわけで、ひとまず帰宅のご報告でした。さて、今からメールチェックします・・・。何通溜まってることやら(笑)。でわでわ。
●hermesさんから
キット先生、１時間ほど前（9:45）に帰宅いたしました。日の丸さんはまだ高速バスの中でしょう。多分、先生は皆さんとまだ渋谷で飲んでいらっしゃるのでは？と思います。
今日は、大変お世話になりありがとうございました。皆さんともとっても楽しい撮影会でした。ありがとうございました。
撮影会午前中はなんとか富士の頂にかかる雲もギリギリで富士の姿を撮影できましたが、昼食後は雲が富士の頭を隠してしまったのは本当に残念でした。でも今回の撮影会で、たくさん良いポイントが分かりましたので、この次は一人でのんびりと富士山撮影にゆこうかなと思っております。キット先生、みなさん、ありがとうございました。
●天災キャットさんから
天災キャットですにゃん。
埼玉東部組、11時から11時半ごろ無事帰宅しました（たぶん）。師匠はお疲れのご様子で車中は熟睡されておりました。乗り過ごさずにご帰宅されたでしょうか・・・。
日の丸ちゃん、はるばるお出でいただいた上に、いろいろ働いてくださってありがとう！おかげで充分盛り上がって楽しさ倍増でした。どう盛り上がったかは報告写真をお楽しみに・・・とゆーことで。
すみれちゃん、いきなり脅かしてごめんなさいーっ！あれは日の丸ちゃんの陰謀でーす。（日の丸ちゃんのせいにするようにと師匠から言われました。）恐れずに、また撮影会に参加してくださいねー。
そしてキット師匠、参加された皆様、おせわになりました。あまりに楽しくて撮影に集中できなかったキャットでした。
●のりおくんから
Kit先生、のりおくんです。
今日は、大変お世話になりました。先生の緻密な計画のお陰で、実に素晴らしい撮影ポイントをご案内いただき有難うございました、それにしても不肖の弟子で先生の意をくみ取れず、駄作ばかり生み出しています、長い目で見ていただきご指導の程宜しくお願い致します。次回もまたお世話になります、本日は有難うございました。
●KAHOちゃんから
なんだか、すごい旅でしたねぇ。竜宮城に遊びに行ったような感じでした。とても！楽しかった。
下見をして綿密な予定を組んでいろいろとしてくださったキット先生、ほんとうに！ありがとうございました。めちゃめちゃ、楽しかったです。
遠くから！来てくださった日の丸ちゃん！楽しかったですよねぇ！また、近いうちにご一緒させて
くださいね。明日の仕事！頑張ってください！
すみれちゃん、歓迎セレモニーではぶっ倒れるのではないかと心配いたしました。氷のように固まって動かなくなった表情、忘れられません。前日から日の丸ちゃんが仕込まれたのですよ、すごいでしょ。お会いできてよかったです。これに懲りずに、また！関東の撮影会でも！お会いしましょうね！
Daiちゃん、ずーっとお隣で！楽しかったです。これに懲りずに、またご一緒してね。
淳さん、いつも数字のご指導ありがとう。覚えが悪いよねぇ。頑張るね。
hanaちゃん、お留守番でやきもきしている様子、伝わっていましたよぉ。
あとあと！たくさんお話することが出来た方々と出来なかった方々とおられましたが、お顔を拝見して、ご一緒できて、写真を拝見できて楽しかったです。みなさん、ほんとうに！ありがとうございました。皆さんの写真、改めまして、楽しみにしております。 |
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▼返信▼
渋谷での大反省会に参加できなかったすみれちゃん、日の丸ちゃん、hermesさん、相沢くん、つよしくん、残念でしたね。来月の伊良湖で盛り上がりましょう！
伊豆撮影会の当日、関西支部では近江八幡での撮影会が行なわれました。その模様は明日のお楽しみ・・・。 |
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| ≪お散歩ネット・Kit-Photoグループ≫ |
| お散歩ネットは、撮影会に参加した人たち、いつかは参加しようという人たちのメーリングリストです。メールでの情報交換、画像掲示板を使った写真のけなしあいなどが連日行なわれています。メンバー数も100名を突破しました。 |
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| 投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー |
| ▼お魔女さんの投稿写真▼ |
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お魔女（おマゾ）です。よろしくお願い致します。
空の写真を撮るのがライフワークのようになっています。どんな場面でもそうなのですが、空こそ撮り直しのきかない「一期一会」と、いつも感じます。
タイトル〜雲流れ・・・
Canon Power Shot A70、F8.0 1/500 ISO200、評価測光、露出補正−1、ＷＢオート、色効果モード：切、ストロボ発光。
犬の存在ですが・・・撮りたいと思っているのは、風景や光景や犬ではなく、「犬の居る絵」「犬の居る景色・情景」なのです。ですから、犬とその背景・状況（＝作画）を１つのテーマとして解釈していただきたいのですが、いかがでしょうか？
▼講評▼
広がりを感じさせる、とてもいい構図です。露出補正は-1となっていますが、シャッターを半押ししたときの画面（ワンコが画面の中心にきているはず）には地面がかなり入っていたはずですので、その状態でカメラを上に振れば当然露出過多になります。つまり、この画像はやや露出オーバーになっているということですが、結果的にはそれで正解でした。大きく空に抜いた構図で、しかも、雲の白さがこの場合一つのポイントですから、露出がアンダーであればこの写真の美しさは損なわれてしまいます。ストロボを焚いたのもいい選択でした。それがなければワンコもシルエットになってしまったことでしょう。
さて、本題です。
この写真は、お魔女さんの意図通りに仕上がっています。「犬のいる絵」として上出来です。ですが、これまでに投稿していただいた写真からの流れで感じることは、お魔女さんは風景の中に無理やり犬を引っ張ってきているということです。誰もが「この風景の中に犬がいるのは当然」と受け止め、「犬のいる景色・情景」をすんなりと受け入れてくれるためには、お魔女さん自身の中で今一度ご自分の撮影意図を整理してみる必要があると感じます。
この写真は、結果としてとてもいい写真にはなりましたが、それはこのワンコの存在にまったく違和感がなく、犬の写真として立派に出来上がっているからなのです。つまり、景色の中に犬を入れるということは、単に景色だけを撮る場合にもその中の部品の軽重、主役・脇役の役の振り分けが難しいのに、さらに部品を一つ増やすことになるわけですから、余計に主役と脇役の分担が難しくなってきます。この写真の場合は、空（雲）と犬しか部品がなく、主役は犬しかないという状況設定が明白だからうまくいった、ということなんです。
風景写真を撮っていて、「この風景のあそこらへんに、おばあちゃんでも歩いていてくれたら」というようなことを思った経験は誰しもあると思います。ところが、おばあちゃんを無理やり連れてきて、適当な景色の中に置いたとしても、それでいい写真になるとは限りません。つまり、いるべき場所にいるべき人がいてこそ、思い通りの写真になるわけです。犬も同じです。
最後に、ちょっとした注意点を二つ。かなり毛が多い犬のようですから、飼い犬であることを強調したいというのでなければ、撮影の瞬間だけ首輪は外しておいたほうがいいでしょう。それから、犬の頭と白い雲が被っているのはちょっといただけません。位置をちょっと変えるだけで、青空の部分に抜くことができるはずです。 |
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2月28/29日
愛知県伊良湖岬
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