Kit the genius' ☆☆☆　1日1枚　☆☆☆ Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100
	暑い午後	2003/08/25 MON
	今日みたいな日をピーカンって言うんだな。ほんとに、雲一つない真っ青な空、じりじりと焼ける太陽、暑いったらありゃしない。 　撮影会に参加した人たちから、作品が次から次に送られてくる。講評会ではざっとしか見ていなかったので、パソコン上でじっくり見てみるが、いやあ、みなさんお上手！口では初心者と言いながら、けっこうな熟練者ではないのかと思わせるような作品もたくさんある。ほんとに初心者だとしたら、これはうかうかできない。デジカメがどんどん手軽な遊び道具として普及してきて、それでだれでもちゃんとした写真が撮れる、なんてことになったら、ボクらの周りは競争相手ばっかになってしまう。こんなメルマガ、出してる場合じゃないかも知れないな。 【使えるワザ】ピーカンの夏のイメージを写したかったので、コントラストを最高に設定している。日傘が白く飛んでしまうのは承知の上。日傘と街灯ポールの影をどれだけ黒く描写できるかが鍵だからだ。画面の中にできるだけ余計なものが写らないように、撮影場所を求めて、マンション中を上に行ったり下に行ったりしていたら、お掃除のおばちゃんに、「なにやってんですか？」と咎められてしまった。おばちゃんもこの暑さでちょっとイライラしておいでのようだ。 　結局、５階の角に場所を見つけた。しかし、なかなか日傘が通らない。そりゃそうだ、こんな暑い日中に出歩く酔狂なのは、このマンションにはあんまりいないもんな。午後の直射日光が照りつける中で１時間近くねばって、やっと一人。この人は、ボクんちの下の住民である。ありがと、おばちゃん。 　夕方になってもちっとも涼しくならない。外では、シルバーのおっちゃんたちが緑地に水を撒いてくれている。蝉時雨が太陽と張り合うように、大声で夏を主張しつづけている。
			撮影データ カメラ Camedia C-4100 撮影日 2003/08/25 ISO感度 100 絞り値 F5.6 シャッター 1/160 露出補正値 -0.7 ＷＢ オート その他 絞り優先ＡＥ ストロボ発光禁止 コントラスト+5
			バックナンバーは 「天才キットのフォトギャラリー」 に展示してあります。
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	☆読者からのメールや質問やヤジ☆ ▼ももちゃんから▼ 　初めまして、愛知県に住むものですが今年から写真を始め、写真の楽しさに魅せられています（＊＾＾＊）。中部の撮影会と検索をしてここのＨＰにたどりつきました。近くに撮影会などあれば参加したいと思っています。どうぞよろしくお願いします。 ▼返信▼ 　ようこそです。中部地区撮影会は現在検討中です。大体、年に２回ぐらいのペースでやりたいな、というところですね。今考えているのは、春先の伊良湖岬の菜の花祭なんかどうかなってことです。あるいは、冬になる前に伊勢志摩の海でも・・。または、秋の琵琶湖・・・。中部地区はネムちゃんが総支配人なので、彼の意見も聞いてみないと・・・。 ▼日の丸シャッターマンさんから▼ 　やはり大曲の花火は最高でしたね。花火は、写真を撮るのではなく、やはり見て拍手をするものですね。残念なことに天気は雨が降ったり止んだりの繰り返しでした。雨対策を完璧に用意したので濡れずに帰ってきましたが、なぜか塩釜も雨・・・雨男かな？ 　あれ？23日分どうしたのかな、まさか飲み過ぎて最終電車に間に合わなかったのかな？それともまだ飲んでるのかな。無事撮影会終わりましたか。 　今度は、10月18日（土）宮城の栗駒で飲む、いや撮るですね。宜しくお願いいたします。 ▼返信▼ 　うちのマンションからも、わざわざ大曲くんだりまで行ったヤツがいて、「ふぇ〜、土砂降りだったよ〜」と言いながら帰ってきました。大曲の大会は日本最高峰の競技大会と謳っている手前、そう簡単には中止できないみたいですね。 　10月の撮影会、楽しみにしています。 ▼ようちゃんから▼ 　キット先生〜〜、ご無沙汰してます。来ていただいて、ありがとうございます（嬉）♪ 　お散歩デジカメ、メルマガになったのですね。先程ちらっと、拝見してきました！読みごたえ抜群・・・雑誌のようで勉強になるし楽しめますね。後程、登録して帰ります〜〜。「高原の夏」も見ました。「森の小径」がとっても素敵（＾＾） ▼返信▼ 　ようちゃんの写真、最近ますます凄みが出てきた、というか、感性がほとばしっているって感じですね。同じプロとして、とても勉強になります。ボクには、逆立ちしても真似できない世界なので、見るたびにいつも新鮮なショックを受けます。そして、見るたびに、ボクの写真も少しずつ変わっていくような気がしますよ。 　みなさんも、特に女性の方は、ようちゃんのホームページ必見です。写真が表現できる世界って、広いな〜ってことが分かります。 ▼kanaちゃんから▼ 　こんばんは〜♪ 　kitさん、いまのとこ携帯カメラぶーむで、ポケットカメラ買えない。。。。高いよう。どうしましょ。給料減ってカツカツデス。 　メルマガの内容、携帯カメラにしませんか？ぷう。。。。。 ▼返信▼ 　相次ぐ女子プロのご訪問、キットの「け、けっ、掲示ば〜ん」もこれで多少は品性を回復できるってもんです。ありがと。 　カメラ付き携帯、バカにしちゃいけんよ。びっくりたまげた、このメルマガを見よ！目から鱗、鼻から洟水・・・！ 　生活苦しいのは、ベルギーくんだりまで行って無駄遣いをするからじゃ。貧乏人は働かにゃいけんて。 投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー ▼せろこさんの投稿写真▼ 　コントラストについてお叱りをうけ続けている、うら若き（？）独身の美女、せろこです。先日は「吐龍の滝」の批評、ありがとうございました。 　私はいつも、ISO50の低感度で撮影しています。320万画素のデジカメなので、A4プリントが限度です。だから、少しでも綺麗に印刷できるようにと・・・。でも、粒子は多少荒くなっても、少なくともISO100位にした方が、よいのでしょうか。コントラストには、関係するのでしょうか。 　さて今回は、愛知県日進市の愛知牧場のひまわりです。S30には、色効果を変えて撮るモードは、あります。くっきりカラー、すっきりカラー、セピア、そして私がこよなく愛する白黒。なので、このくっきりカラーで、ひまわりを撮ってみました。確かに、実際よりもくっきりしたと思います。ただ、このモード、絞りもスピードもオートなのです。だから、背景はボカせません。何もかも、くっきりという訳です。特に、丘とか。やはり、少々うるさい感じがするでしょうか？批評、よろしくお願いします。 ▼講評▼ 　パワーショットのS30/40シリーズについている「色効果」機能は、コントラストと彩度を強調する機能です。ただし、プリセットされた設定でしか写せないので、段階的に設定を変えることはできません。S45にはカスタム設定ができる機能がついていますので、ひょっとしたらS30にもついていませんか？ 　ＩＳＯ感度はコントラストには関係しません。今まで通り、通常はISO50の設定でいいですよ。 たとえば、こういう構図 　ひまわりを撮るときの基本原則は、「寄る」か「登る」です。ぐっと花に近寄って、一輪だけでいいから手前に大きく入れると、無駄な背景をずっと小さくすることができます。花の数を欲張らないということですね。 　背の高い花なので、箱や脚立などに登って、上から写すのもいいでしょう。そういう適当なものがないときは、手を高く上げて、ノーファインダーで撮る方法もあります。30センチの高さの差がどれほど絵を変化させるか、実際に試してみれば分かります。 　もう一つ、背景をぼかすワザの一つとして、望遠端を使うという手があります。広角になるほど被写界深度が広がるレンズの性質の逆手をとるわけです。テレコンバーターという望遠アタッチメントを取り付けると、その効果はもっと上がります。カメラ量販店で7000円ぐらいです。このコンバーターの威力は、たとえばこののりおくんの写真を見れば一目瞭然ですね。 表示されない場合はこちら