Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100
月を取る少女 2003/09/05 FRI
撮影データ
カメラ Camedia C-4100
撮影日 2003/09/05
ISO感度 100
絞り値 F2.8
シャッター 1/8
露出補正値 -1.0
WB オート
その他 絞り優先AE
コントラスト+3
彩度+5
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 夕方、写真屋と酒屋を回り、その足で健康福祉村に行った。昨日から全然歩いていなかったので、少しはカロリーを消費しないとブタになってしまう。ダイエット作戦はまだ深く静かに進行中なのだ。
 1周1.8キロを1回歩いたら日が暮れた。めずらしく晴れたいい天候だったので、夕焼けが綺麗だ。池のほとりで鴨の写真を撮って、それからもう2周り。ずいぶん暗くなったところでこの写真を撮った。遊歩道(ジョギングコース)の途中に立っている銅像である。半月が白く輝いていたので、それと組み合わせた。
 来週は週央から1週間ほど鹿児島に棚田の写真を撮りに行く。その前に仕上げなくてはならないデスクワークがたくさんあるので、せっかくいい天気なのになかなか外出できない。それに、最近は、パソコンの前に座るとすぐに眠くなる病に罹っていて、仕事がはかどらないったらありゃしないのだ。
【使えるワザ】かなり暗くなってからの撮影なので、絞りを目一杯開けてもシャッター速度はこんなもんだ。歩くのが目的だったので、三脚は持っていない。望遠一杯のところで撮っているので、手ブレは覚悟の上だ。
 こういうときの解決法は、[1]立ち木でも柵でも、しっかりしたものにカメラを押し付けて、静かにシャッターを切るか、[2]ゆったりした姿勢でファインダーを覗き、静かにシャッターを切るか、の二通りしかない。共通点は静かにシャッターを切るという点で、これはまあ、カメラ操作の基本だから言うまでもないことだ。
 要はぶらさないことだが、ブレるものはブレる。ではどうするか。できるだけブレないようにして、枚数を撮るのが秘訣だ。いつもの「数打ちゃ当る」方式で、実はこれがもっとも大切なのだ。
 このシーンでは、銅像と月の位置関係がポイントなので、適当な立ち木などは利用できなかった。したがって、全部で22枚撮った。助かったのは3枚だけだった。

読者からのメールや質問やヤジ

ニコニコさんから
 今日は笑わせてもらいました。うちは まだ ISDNなので、「ホスト風」のタイトルを見て写真が現れるまで間があります。「ポンッ」と出てきた案山子に思わず「くすっ」となってしまいました(*^_^*)

 私の知ってるほのぼのさせてくれる親子3人の案山子がいます。母はマネキンの顔、真ん中の子供は 鍋の底、父は作られた物でした。...で、ある日見ると、子供がいなくて、父と母の袖が結ばれていました。巣立っていったのね。説明より写真をいつか送ります。

 hanaさんの写真をキット先生に紹介しようと思ってたんですよ。そんな世話しなくても登場していただけました(^^♪
 そうそう、この質問欄出すのに、ピンクの四角の中に「ご意見・ご質問」とあるのは反応せず、以前の「ご意見、ご質問はこちらから」でフォームを出して送りました。


返信
 そうでした。ボクがうっかりしていたのです。alberataさん(壁紙、そのうちに送ります!)からメールをいただいて思い出しました。このボタンのスクリプトはMacでは反応しないんでした。ニコニコさんもMacユーザーでしょう?
 というわけで、本日分からMac用のリンクを貼りましたので、今度からはそちらを利用してください。

Ikueちゃんから
 この葉っぱの写真、あまりにきれいなのでデスクトップの背景にしてしまいました。緑色は目にいいといいますしね。私も木を下から見上げた写真を結構撮ったことがありますが、やはりプロは違いますね。とても素敵です♪

返信
 露出さえオーバー目に補正すれば、この手の写真は簡単ですよ。ただ、補正幅の見当がつきにくいので、幅をずらしながら何枚も撮っておくのがコツですね。そして、見た目よりややオーバーかな?と思うぐらいのものを選ぶことです。空に抜く画像なので、明るめのほうがそれらしく見えます。
 それから、葉っぱそのものより梢の黒い部分が写真の風格を決めることになるので、うろつきまわっていい枝ぶりのところを探すことが大切です。

ネムちゃんから
 キット先生こんばんは。
 大判ポスターが今日から掲示されましたので、デジカメで撮った写真をお送りします。掲示されている駅はJR大垣駅1番ホームです。ガラスケース内の掲示だったので、PLフィルターを使っても駅の蛍光灯などの映り込みまでは取り除くことができず、上手く撮れませんでした。


返信
 どうもありがとう。自分が撮った写真なので、よく見えなくても構いませんよ。ガラスケース入りとは恐れ入りました。大切にしてくれているわけですね。
 「こころ優しい男と、女達へ」というキャッチコピーはだれの作ですか?渋いですね。


こうもりさんから
 こうもりです。この前の質問にお答え戴きまして有難うございました。
 今回の質問は、「お台場夕景」の33枚目(最後)の「ビクトリーロード」です。カッチとした構図にマッチしたシャープな画像が、条件の良いとは思われない露光環境の中で実に素敵に仕上がっています。そこで、その撮影データ及び処理(レタッチ)データを教えていただきたいのですが。画面の何処かをクリックすると見れるということにはなっていませんか。宜しくお願いします。


返信
 当日、用意したスマートメディア4枚をすべて使い切り、最後の1コマ分を使って、帰りの電車に乗る直前に、お台場公園駅に向かう階段のところで撮ったものです。最後の1枚は講評会の模様を撮るつもりで残しておいたはずなのですが、つい撮りたくなってしまったのでした。お陰で、当日の講評会の写真は1枚もありません。参加者のだれかが撮ってくれていたかも知れませんが・・・。

 データは、どこをクリックしても出てきません。
 今回使用したのはカメディアなので、画質調整機能がついています。絞りは開放のf2.8、シャッター1秒、感度はISO100、コントラスト+2(最高は+5、最低は-5の10段階)、彩度+3(これも最高は+5)です。観覧車の青い光が夜空を染めているところがミソなので、彩度を強めて撮っています。三脚を使いました。AEはマニュアルです。ボクのカメラではシャッター速度が2秒を超えるとノイズが出ることを経験上知っていましたので、それより短くなるようにセットしました。レタッチは縮小時(2288*1716⇒640*480)にアンシャープマスクをほんの少々かけているだけです。
投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー
しんじくんの投稿写真
 お久しぶりです。遅くなりましたが、貴誌『お散歩デジカメ』への投稿をさせていただきます。
 なお、添付した写真は、弊誌『路地裏の美術館』第3号に掲載したものです。では、宜しくお願いします。


講評
 ボクは「路地裏の美術館」の愛読者なので、この写真はよく憶えていますよ。なんだか、「火気厳禁だが飲食は構わんのか!」といった内容じゃありませんでしたっけ。文化財も形無しの図ですよね。

 職業柄、写真を見るとついその撮り方が気になってしまう病気を持っているので、この写真を拝見したときも、「ん?」と思いました。よく憶えています。
 なぜ「ん?」かというと、文章の主題は文化財をベンチ代わりにして弁当を食っている輩の話だったので、「もうちょっと、その人々を大きく写さなきゃ」と思ったからです。この写真では看板が主役で人物は脇役、文章のテーマとは主客転倒していると感じたのです。

 しかし、冷静になって考えれば、この人たちの顔が分かるとまずいわけですよね。決して好意的に書いてあるわけじゃなさそうでしたから。となると、これがまあ苦肉の策か、と納得しました。報道写真の難しさですね。
 ちなみに、人物の顔に頓着しないでいいのであれば、ボクならこういう風に撮ります。看板からの情報は必要最小限に留めて、やはり人物を主役に、です。
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【撮影会のお知らせ】

9月の撮影会はhermesさんの地元、埼玉県日高市の巾着田です。
関東一の彼岸花の群落を撮影します。
天候不順な今年ですが、例年並みの美しさが見られることを期待しましょう。
下見をしてくださったhermesさんによると、「多分OK」との感触のようです。
詳細はこちら
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