夕方、写真屋と酒屋を回り、その足で健康福祉村に行った。昨日から全然歩いていなかったので、少しはカロリーを消費しないとブタになってしまう。ダイエット作戦はまだ深く静かに進行中なのだ。
1周1.8キロを1回歩いたら日が暮れた。めずらしく晴れたいい天候だったので、夕焼けが綺麗だ。池のほとりで鴨の写真を撮って、それからもう2周り。ずいぶん暗くなったところでこの写真を撮った。遊歩道(ジョギングコース)の途中に立っている銅像である。半月が白く輝いていたので、それと組み合わせた。
来週は週央から1週間ほど鹿児島に棚田の写真を撮りに行く。その前に仕上げなくてはならないデスクワークがたくさんあるので、せっかくいい天気なのになかなか外出できない。それに、最近は、パソコンの前に座るとすぐに眠くなる病に罹っていて、仕事がはかどらないったらありゃしないのだ。 |
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【使えるワザ】かなり暗くなってからの撮影なので、絞りを目一杯開けてもシャッター速度はこんなもんだ。歩くのが目的だったので、三脚は持っていない。望遠一杯のところで撮っているので、手ブレは覚悟の上だ。
こういうときの解決法は、[1]立ち木でも柵でも、しっかりしたものにカメラを押し付けて、静かにシャッターを切るか、[2]ゆったりした姿勢でファインダーを覗き、静かにシャッターを切るか、の二通りしかない。共通点は静かにシャッターを切るという点で、これはまあ、カメラ操作の基本だから言うまでもないことだ。
要はぶらさないことだが、ブレるものはブレる。ではどうするか。できるだけブレないようにして、枚数を撮るのが秘訣だ。いつもの「数打ちゃ当る」方式で、実はこれがもっとも大切なのだ。
このシーンでは、銅像と月の位置関係がポイントなので、適当な立ち木などは利用できなかった。したがって、全部で22枚撮った。助かったのは3枚だけだった。
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