Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100

煙いよ 2003/11/09 SUN
 昨夜はさすがに眠気を堪えることができず、午前1時過ぎには早々と床に入った。2日分寝るぞ・・・と意気込んでいたのだが、早朝、子どもたちの歓声と廊下を走り回る足音で起こされてしまった。子ども会が廃品回収をやっているのだった。
 廃品回収といっても大したことをやるわけじゃない。新聞紙とダンボール、それにアルミ缶だけを回収するのだ。ただ、自治会主催の廃品回収と違って、子ども会がやるときは各戸の玄関口まで取りにきてくれるので、特にお年寄りにはたいそう喜ばれている。朝っぱらから甲高い声が響き渡っても、文句が出ないのはそのためなのだ。
 収集した廃品は頼んでいた業者が軽トラで引き取りに来てくれて、一応わずかばかりの代金もいただける。子ども会の活動費の一部になる仕組みだ。
 全員集合したついでに、子どもたちが構内の落ち葉掃除をやってくれた。緑地がかなり広いし児童公園もあるので、当然植わっている木も多い。この季節はうずたかく積もるほど落ち葉が舞い散る。掃除のおばちゃんたちだけでは手が回らないのを、子どもたちがこうして手伝ってくれるわけだ。
 ご褒美にトン汁と焼き芋が出た。出た、と言っても材料だけなので、料理は集めたばかりの落ち葉を燃やして自分たちでやる。これがあるから、落ち葉集めにも熱が入るという寸法だ。
【使えるワザ】 今日の写真は広報用に撮っただけなので、特段述べるほどのワザがあるわけではない。人物スナップはとにかく数を撮ることが大切。人の仕草や表情は刻一刻と変化するから、ちょうどいいそのときにぴったりシャッターのタイミングが合うというのは滅多にないことだからだ。確率1/10ぐらいで使えるカットが得られると思っていればいい。電池とメディアの予備を忘れないように。
撮影データ
カメラ Camedia C4100
撮影日 2003/11/9
ISO感度 100
絞り値 F2.8
シャッター 1/200
露出補正値 -0.3
WB オート
R(-),B(+)
その他 絞り優先AE
コントラスト+2
彩度+5
バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。

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読者からのメールや質問やヤジ
▼のりおくんから▼
 「お手々を出していた葉っぱの写真」は7月23日の「おねだり」でした。
▼返信▼
 11/6にご紹介したメールの中でご指摘があった写真ですね。なるほど、分かりました。こんな写真もありましたね。思い出しませんでした。
▼てるてるさんから▼
 こんばんは。teruteruです。今日配信のメルマガ、久しぶりの鬼嫁さまの話題でしたね。うれしくなってつい一言言いたくなりました。

 私もイギリス大好き人間ですが、ロンドンに行ったとき子供づれでツアーでしたので自由がきかず、大英博物館はちょっとしか見られなかったので、神戸に来たときにぜひ行きたいと思っています。ハリーポッターのMLにも参加させてもらっていて、そこで大英博物館展のことは知りました。

 KIT先生のMLも楽しそうですが100通ものメールに目を通す自信がなく、まして写真の投稿など恐れ多くて、今まで申し込まずにいましたが、20通ぐらいに落ち着いたのならそろそろ申し込もうかなあ・・・とか思ったりもしています。
▼返信▼
 ボクも博物館のほうは行ったことがないんですよ。イギリス時代に美術館のほうは顔を覚えられるほど通ったのに、博物館はどうも足が向かなくて・・・。鬼嫁がえらく感動していたので、時間が作れれば見に行きたいなと思っているんですが、無理かなあ。

 おとといのメルマガでご紹介したてるてるさんのメールに「大学に合格した」とあったので、学生さんかと思っていたら、お子さんがもう高校生とか。お見それしました。れっきとしたおばちゃんですね。で、大学生でもある。さらに、お、おっ、お見それしました!
▼タッドさんから▼
 キット先生、タッドです。大変詳細な説明を写真入りでご説明頂き本当にありがとうございました。お忙しい中、わざわざ比較写真まで準備頂き申し訳ありません。兎に角、覚えなければならない事柄があまりにも多く、なかなか自分のものにするには時間が掛かりそうですが、精一杯頑張って皆様のレベルに早く到達できるよう努力致します。今後ともご指導の程よろしく!
▼返信▼
 写真などというものは、精一杯頑張ってやるもんじゃありません。自分のペースで楽しく、というのが上達の一番の早道ですよ。
▼えみこちゃんから▼
 kit先生、「おさんぽデジカメ」毎日楽しみに拝見しております。

 今日の記載文で、「PLフィルターは前枠を回転させて」とありましたが、意味が分からず悩んでいます。オリンパスC-UltraZoomを6月に購入したばかりの初心者です。わたくしのカメラはPLフィルタを回して付けるだけで回転はできません。どのように使用したらよいのでしょうか?宜しくお願いいたします。
▼返信▼
 カメラ屋で「PLフィルター」と言ってお買いになったのであれば、それは本物のPLフィルターです。「本物の」とわざわざ言うのは、実は、一般的にPLフィルターと呼ばれているのは、正確にはCPLフィルターと呼ぶべきもので、一眼レフカメラに使うものなのです。今は、フィルムカメラはほとんどが一眼レフなので、CPLの方が一般的で、PLはあまり見かけなくなりました。それで、CPLのことをPLと言っても混同することがないし、用途は同じだから間違いもない、ということになっているわけです。

 ですから、PLフィルターもCPLフィルターも同じものです。唯一違うのは、CPLのほうは、前枠を回転させないといけないのに対し、PLフィルターのほうは、装着しさえすればそのままで使えるという点です。
 使用する目的はどちらも不要な乱反射光をカットするというものですから、晴れた日の風景などを撮るときには重宝しますよ。
≪撮影会ネット・Kit-Photoグループ≫
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ホームページ情報
「ふぉとぎゃら」が2003年ニフティ・ホームページ・
グランプリの最終選考にノミネートされました。
@niftyホームページグランプリ2003
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「ふぉとぎゃら」トップページに何かが起こりそうだ!
投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー
▼けんちゃんの投稿写真▼
 キット先生、こんにちは。20〜30枚の順番待ちとのことで、講評をいただける頃には時期はずれになってしまうかも知れないけど、紅葉を撮ってみたので、けちょんけちょんにお願いします。

 体育の日の連休に、小鬼嫁と新潟・群馬県境にある巻機山に登ろうと思い、六日町に向かいました。だけど初日は小雨、2日目は土砂降りになったので予定を変えて、初日は五十沢渓谷を歩き、2日目は魚沼スカイラインをドライブしました。写真は五十沢渓谷を散策中に、晴れ間をみて撮ったものです。雨が一時止んでも雲が低く、色がくすんで見えたのでコントラストと彩度を少しあげ、岩肌をほとばしる沢水を写しこもうと思い、警告ランプ点灯直前までシャッタースピードを遅くしてみたのですが・・・・。

 まだ露出の決め方が難しくて呑みこめないのだけど、設定を変えながら撮ったものを見比べてみると、コントラストや彩度を上げたときは、更に露出補正を下げたほうが良いのでしょうか???

 撮影日10月12日 カメラC740UZ シャッター優先AE 1/50 F6.3 露出補正-0.7 コントラスト+3 彩度+3 ISO100 WBオート


講評
 露出補正、構図ともに問題はありません。紅葉の一番美しいところを上手に切り取っています。細い沢水がいい雰囲気を醸し出していて、なかなか情緒のある作品になっていると思います。

 コントラストと彩度の設定ですが、画像で見る限りコントラストがやや不足しているように感じます。柔らかな紅葉とゴツゴツした黒い岩肌との対照を強調する意味からも、陰の部分はもっと黒く潰した方がいいと思います。ただ、カメラでできることには限度がありますから、それを補うような形でレタッチすればいいでしょう。要は、レタッチに耐える原画を最初からカメラで作っておくことが大切(原画がちゃんとしたものでないと、レタッチにも限度がある)なので、露出やその他の設定をいろいろ変化させながら何枚も押さえておくことは大変いいことです。

 シャッター速度は明らかに速すぎます。流水を流水らしく撮るためには、できれば1/10秒以下で撮りたいところです。水の流れ方と描写意図によってちょうどいいシャッター速度が決まるわけで、どの速度がいいかは一概には言えませんが、1/4〜1/2秒ぐらいであれば失敗はないでしょう。当然三脚が必需品になります。

 この写真の場合はPLフィルターも使いたかったですね。沢の上部(陽が当たっている黄色い紅葉の部分も)や、一番下のほうは岩肌がテカって白く光っています。PLフィルターを使えば、岩本来の鈍い色になるはずなので、沢水の白さがもっと浮き出るところでした。

 最後に露出補正値とコントラストの関係ですが、両者に相関性はないのでそれぞれ独自に決めるべき設定項目ですが、ただ、コントラストを上げると明るい部分はより明るくなるわけですから、露出を切り詰めても全体が単に薄暗くなってしまうということはありません。ボクは、コントラストを強めるときは、念のために露出をさらに1/3切り詰めたカットを押さえておくようにしています。

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撮影会のお知らせ
 11月の撮影会は、東京・立川市の昭和記念公園です。有名な銀杏並木を始めとして、さまざまな紅葉が見られる都会の穴場です。
秋の一日、のんびりとお散歩気分の撮影を楽しみましょう。

日時: 11月16日(日)午前10時ごろより各自勝手に入場して撮影を始めてください。開門は9時半です。
受付: 公園内のバーベキュー広場で午前11時ごろより受付けを開始します。撮影の途中で立ち寄ってください。
集合: 午後零時半に受付け場所に全員集合してください。昼食はバーベキューパーティーです。
用具: 予備の電池、予備のメディア、雨具、防寒具、三脚
(受付場所にて、パソコンへの画像取り込みいたします。メディアが一杯になった方はどうぞ。)
講評会: 午後4時ごろから、場所を移して講評会を行ないます。会場は決定次第通知します。
会費: 5000円(バーベキューの費用含む。講評会会場費は別途)
交通: JR青梅線西立川駅すぐ前
URL: 昭和記念公園のHPはこちらです。
現在までの申込みは20名です。

参加申込みはこちらから。
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