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Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100

孫じゃない 2003/12/13 SAT
 こないだの「あっかんべえ」の女の子はボクの孫じゃないかという人がいる。過去にも何度かこのメルマガに登場しているので、そんな風に感じるのかも知れないが、違う。どうも、そういう風にいう人たちは、アイコンで見るボクの素顔に、こんな小さな女の子がなつくはずはないと思っているフシがある。そのご意見にはボクも賛成だが、どういうわけかなついてしまうのである。
 昨夜はとうとう朝の5時にダウンした。3日分の配信作業を終わらせるつもりだったのだが、脳味噌が半分眠っている状態なので、気がつくととんでもない作業を無意識のうちにやってしまっていて、最初からやり直しというのを何回もやった。なんと、「氷の国」に「お散歩」を配信してしまうというミスまで・・・。とうとう、鬼嫁が起きてきたのを潮に寝ることにしたわけだ。結局、2日分が限度だったな。
 で、今日は昨日の分と今日の分の2日分がノルマ。それだけでも忙しいのに、マンションの理事会が夕方から予定されているので、その準備もあるし、あまつさえ、脳天気な鬼嫁が、「買い物行ってらっしゃい!」と優しくご命じになる。電車で二駅、でかけてきました。駅で「孫じゃない」に捕まったけれども、母親が一緒だったので難を逃れた。
【使えるワザ】  写真を撮るところを気づかれると良くてVサイン、悪くすればまたあっかんべえなので、よそ見をしている隙にカメラを向け、ピントを合わせておく。こちらを振り向いた瞬間に撮る。ポートレートの基本原則は眼にピント。なので、振り向いたときの目の位置をある程度予測しておく。単純なワザである。
 ただし、ピント合わせは後姿なので、黒い髪の毛が大部分を占める画面で露出が決まっている。その分の狂いを補正しておかなければならない。つまり、明るくなり過ぎないようにということだ。だが一方、女の子のポートレートの場合は多少露出オーバーの方が可愛く見えるということもあるので、その辺の加減を頭の中で整理しておく必要がある。
 このときは、ゼロを起点と考えるならば+0.3か+0.7ぐらいの露出になるようにすればほぼOKと思った。ボクのカメラは通常設定が-0.7だから1/3段プラス側にしてあるということ。一発勝負なので、ダメならしょうがない。
撮影データ
カメラ Camedia C4100
撮影日 2003/12/13
ISO感度 100
絞り値 F3.2
シャッター 1/280
露出補正値 -0.3
WB オート
R(-),B(+)
その他 絞り優先AE
コントラスト0
彩度+5
バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。

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読者からのメールや質問やヤジ
▼dolceさんから▼
 おはようございます。dolceです。
 「真白き富士の峰」を読んでいてびっくりしました。スポット測光の時は一番写したいものを中心に持ってきて測光すれば、露出補正はしなくてもOKなんですね。考えてみれば当たり前のことなのに、平均測光用の行為を一生懸命やっていました(結果が悪くて???のことがよくありました)。

 「その為のスポットだろうが・・・」ですよね。きっと、似たようなバカをいっぱいやっているんでしょうね。こんな恥はないしょにすればいいのに、わかってあまりにも嬉しかったのでつい公表してしまいました。こんなわたしでも、仲間に入れておいてやってくださいね。
▼砂名ちゃんからの返信▼
 dolceさん、砂名です。
 すっごい同感です。きっと、先生が書いてくださった説明を、ふんふんと読んでいるだけだからかも?その日のうちに試してみたら、身に付くのかも知れませんが…、なかなか、ね…。

 ちょっと考えればわかることなのに、現場ではもう、ひたすらオロオロしてしまって、せっかくの機能も宝の持ち腐れ。先生はお優しいから、ささっと手を貸してくださいますが、きっとこころの中では、「あったま、わりぃ女だな」とか何とか、思っておられることと存じます(笑)。ま、焦るとよけい撮れなくなりますから…ぼちぼちでんなぁ〜。


▼返信▼
 dolceさん、
 スポット測光の場合でも、画面中央の測光エリアマークはけっこう広いので、その中に明暗差のあるものが混在している場合は、ある程度補正してやらないといけませんよ。画面全体の平均測光をスポットエリア内の平均測光に範囲縮小しているだけだと理解してください。ほとんどの場合はそのままでOKですけど、時々失敗もあります。
▼モトくんから▼
 モトです。
 アイコンの意味がMM12/10のkit師匠の解説でやっとわかりました。和気藹々の雰囲気を保つ役割だったのですね。ボクはてっきりおっかない人は仮装して登場しなければならないのかと思っていました。初めてじいちゃんを見た時はコーヒーを吹き出して、キーボードを駄目にするところでした(笑)。うわ、怒られっかなあ..。

 先着50名とか、「おもろい」もの以外は却下などと言われると燃えてきますね。1/50を目指します。他に作成中の方いらっしゃいますか?
▼返信▼
 「おっかない人は仮装して登場しなければならない」という面は一概には否定できない・・(笑)。
 しかし、おかげさまで、掲示板は非常にうまく運営されています。お散歩ネットのみなさんが率先して路線保守してくれているので助かってます。今日は新たにbiwakokayoさんとはるちゃんがアイコンを登録しましたよ。すでに50人の枠が尽きようとしています。

 じいちゃんの実物を見ると、コーヒーを吹き出すぐらいじゃ済まないかも知れません。ご用心を!
▼てるてるちゃんから▼
 つるさん、おめでとうございます。
 京都でもう一枚師匠の額装写真が欲しいといったら師匠に笑われましたが、私だって狙ってたのに、残念でした。でも絶対もう一回もらうんだ!!
▼返信▼
 過去最高の切り番踏んづけ回数はKKさんの3回です。2回ゲットされた方はけっこうおられますよ。頑張れば何回でも可能なのがいいところです。
≪撮影会ネット・Kit-Photoグループ≫ ホームページ情報
 撮影会ネットは、撮影会に参加した人たち、いつかは参加しようという人たちのメーリングリストです。メールでの情報交換、画像掲示板を使った写真のけなしあいなどが連日行なわれています。 「ふぉとぎゃら」が2003年
ニフティ・ホームページ・グランプリの
最終選考にノミネートされました。
@niftyホームページグランプリ2003
現在の会員数は80名です。
kit-photoグループに参加しませんか?
投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー
▼みよっちの投稿写真▼
 はじめましてKit先生。
 Kit先生の毒舌と見事なオヤジっぷりにいつもホレボレしてます。そろそろ免疫(カクゴ?)ができてきたのでここらでひとつ私もけちょんけちょんにケナして頂こうかと・・・笑。

 撮影はちょっと前ですが5月の連休です。天候は曇り時々晴れ。カメラで蜂を追うのではなく、カメラの前に蜂が来るのをひたすらひたすら待っていた記憶があります。あまりアップにするとピントが合わなくなるので、ちょっと引きぎみにしたら周りに空間が出来すぎてしまいました。アドバイスよろしくお願いします。

 タイトル:「蜂さん」
 撮影カメラ:CYBERSHOT
 データ:ISO100 F2.8 1/125


講評
 さすがはサイバーショット、いい発色してますねぇ。写真自体は決して上手とは言えませんが、この発色のおかげでずいぶん救われています。春の緑色はやっぱりこういう色じゃないといけません。

 投稿していただいた写真は、狙いからすると蜂が主役のおつもりだったようですが、ご自身もお気づきのように、周りの空間が大きすぎて、肝心の蜂が主役の座から滑り落ちています。花の群落のなかの添景になってしまいましたね。

 こういう動くものをズームインして撮るのは確かに簡単ではありません。しかし、撮影意図を生かすのであれば、やはり動く蜂をカメラで追うべきです。目一杯にズームしておいて、自分の周囲1〜2メートルぐらいの守備範囲内で、このへんに蜂が来たら画面上での大きさはこれぐらいになるという見当をつけておきます。
 蜜蜂は花から花へと飛び回りますが、よく観察していると、ときどき一つの花で立ち止まることがありますので、その機を狙うのです。あとはカメラのオートフォーカス機能を信頼するしかありません。確実に蜂が画面の中央にくるようにして、シャッターを半押しし、素早く構図を変えて撮ります。百発百中というわけにはなかなかいきませんが、10枚も撮れば何枚かは当たりが出るはずです。コツはマクロ(接写)ではなく、望遠で狙うことです。参考画像のように撮れれば100点です。


▼よしくんの投稿写真▼
 キット先生、
 「カラス瓜」のご講評、たいへん勉強になりました。散歩道で見つけた光景をそのまま写し取ったのですが、雑然としていては鑑賞に耐えない。よく理解できましたが、実際に絵にしようとすると難しいですね。キット先生は「3回も投稿すると、上手になる」とおっしゃっていますが、その後に「センスのある人は……」と付け加えたかったのではないかと、自らの腕を考えて自信を失っています。

 さて、懲りずに投稿させてください。これも、私の散歩道のひとつのコースの光景です。道路脇に立派な庭のあるお宅。これは以前から気づいていたのですが、町の保存樹に指定されている椎の古木の空洞に櫨(はぜ)の木が宿りました。久しぶりに通ったら櫨がみごとに紅葉していました。
 しかし、折からの曇天で、ご覧のような図になってしまいました。空がまるで死んでいるので、その面積を出来るだけ少なくしました。ブロック塀がややアンダーになるように、考えて取りました。出来れば酷評お願いします。
 データ:カメディア750 ISO200 F8 1/160が基本データですが、PCでデータ処理をしています。これは投稿写真として反則でしょうか?


講評
 とても珍しい現象ですね。写真に撮っておきたくなる気持ちは理解できます。
 しかし、いただいた写真はご報告写真の域を出ていません。ご報告写真のなにがいけないか、と言われれば説明に困りますが、他人に状況を説明する手段としての写真であれば、ボクに講評を頼むより、説明したい人に向かって、「この写真で状況が分かりますか?」と聞けばいいのです。

 いただいた写真をトリミングしても、撮影位置が悪いのでどうしてもバックに民家が入ってしまいます。参考画像でバックの民家がなければ、なんとか見られる写真になったでしょう。あと数メートル近寄って、完全に空に抜く構図にすればよかったかも知れません。ただ、紅葉した櫨の木だけならまだしも、宿主になった椎の木の葉はまだ青々としていますので、その部分はシルエットになってしまいます。順光の青空であればバックと木との露出差が縮まることになり、写真にしやすいかも知れません。

 現場をこの目で見たわけではないのでなんとも言えませんが、この家は角地に建っているようなので、この木を塀の外から見ることができる角度は270度あることになります。別の角度から見れば、背景の邪魔物が写らないところが見つかるかも知れません。
 これまでの何枚かの投稿写真を見直してみても、よしくんの写真はどれも背景の処理がいい加減です。単に撮りまくるだけでなく、注意深く被写体と周囲を観察するようにされてはいかがでしょうか。

 それから、画像をパソコンで処理されているということですが、デジカメ画像はある程度レタッチして仕上げることを前提にした画像だという部分もありますので、レタッチ自体は構わないと思います。ただし、レタッチしすぎた画像は撮影データとの乖離が出すぎるので講評の対象としては困ります。
 たとえばレベル調整したのであれば、「コントラストを少し上げた」とか、「赤を強めた」など教えていただければ講評しやすくなります。シャープネスをかけるとピント位置の判断が出来なくなりますので、できればご遠慮いただきたいところです。ノータッチの原画がもっともありがたいですね。掲載するについて必要なレタッチはこちらでやります。

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今度の東京撮影会(12/21・日)ですが、夜の忘年会兼オフ会兼講評会に顔だけでも出したいという方がおられましたら申し出てください。場所は新橋、時間は午後6時からです。会場に若干の余裕が出来ました。希望者には詳細を追ってお知らせします。会費は5000円です。今のところ20数名参加の予定です。

撮影会は場所の指定なしですので、参加自由です。詳しくはこちらをご覧ください。

撮影会の地方シリーズ参加者を募集中です。
第2回中京シリーズ
2月28/29日
愛知県伊良湖岬
申込み

現在、申込み16名です。
第1回関西シリーズ
4月10/11日
奈良県吉野山
申込み

現在、申込み11名です。
撮影会ネットの撮影会は、デジカメ初心者のための撮影会です。
ネット会員以外の方も数多く参加されています。
できるだけお金をかけないで、写真と仲間同士の交流を楽しむことが目的です。
「写真が表示されない」「投稿できない」など、操作上のトラブルに関するQ&Aを設けました。
困ったことがあったらまずこちらへ。